技術と技能の違い在留資格の判断基準とは

外国人が日本で働くには、在留資格が必要となりますので、在留資格該当性を判断して、現在ある在留資格の中から、どの在留資格が該当するかを判断します。

就労系の在留資格の中で一番多いのが「技術・人文知識・国際業務」です。

上記の在留資格はもともと理系と文系に分かれていましたが、2015年に統合して一緒になりました。

在留資格の中に技能があり、技術と技能の違いを質問される事があります。

今回は、技術と技能の違いを解説していきたいと思います。

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技術とは

技術で認められる分野として、自然科学分野に関する技術や知識を要する専門業務です。

技術とは要するに、学術上の知識を要する業務の事を言います。

例えば、IT技術者やシステムなどの開発者等の業務が該当します。

技能とは

技能とは現場での熟練により習得する業務の事をいいます。

技能という名前が付いている在留資格は主に特定技能、技能実習、技能などの在留資格がありますが、これらは学術上の知識を要しない熟練した技能を用いて行う業務の事をいい、技能の在留資格であれば、外国料理の調理師やワインソムリエ、パイロットなどを言います。

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具体的職務の当てはめ

技術と技能は、学術上の知識を用いるか、熟練の技能を用いるかで判断が変わりますが、部品を製造する会社で、品質などを管理する人材を雇用したいと考えたとします。

そういった場合にその業務が品質管理などの仕組みを作り、管理するのであれば、技術とみなされると思いますが、単純に現場で検査だけをするのであれば、技術として認められないことになります。

技能の在留資格では現場で作業する物が多く見られますが、自動車整備の分野でも自動車整備士の資格をもって、サービスエンジニアとしてエンジンやブレーキなどの点検や整備・分解をするのであれば、自動車検査員として技術の業務として認められる可能性があります。

技術と技能の線引きは個別具体的に判断するため、判断に迷った場合には専門家に相談することをお勧めいたします。

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まとめ

技術の業務は主に、学術上の知識を必要するオフィスワークが主になり、技能の業務は主に現場作業を中心とする業務をいいます。

技術と技能の線引きは個別具体的に判断するため、判断に迷った場合には専門家に相談することをお勧めいたします。

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記事の内容は一般的な内容となっており、個別具体的な案件によっては結論が異なることもございます。
そのため、ご自身でお手続きをする際は、自己責任でお願い致します。